初動負荷トレーニングについて
今回は、初動負荷トレーニングについてブログを書いてみようと思います。
http://www.worldwing-gion.com/bmlt/point
私は、このトレーニングを12年間行って来て、これ以上の効果のあるトレーニングはないと思いブログに上げることにしました。
私は、幼少期から柔道をやっており、中学生の時には106キロの体重がありました。
当時、身長165センチです。かなりの肥満体型でしたが、この時は腕力では、ほぼ負け知らずで試合でもチカラ任せに投げる、抑えると言った戦い方をしていました。
県大会に出場するも上位入賞はならず、高校生になると故障が相次ぎ試合に出場しても本来のチカラを発揮する事が出来ず、悔しい思いをしました。
23歳の時に、柔道の先生から勧められて柔道整復師の専門学校に柔道推薦で入学することになりました。
5年のブランクがあり、その時はキックボクシングや総合格闘技と言った体重別の競技を行っていたため体重は76キロぐらいまで落ちていました。
5年のブランクと体重の減少で、当時106キロあった頃の柔道スタイルで戦えば、当然、試合に出ても勝ち星に恵まれず、とうとう膝の靭帯断裂(前十字靭帯)という大怪我をしてしまいました。
もう、自分の柔道人生や格闘技人生は終わった。
そう思っていた時に、なんとなく近所にできたトレーニングジムが気になり入ってみたのが初動負荷トレーニングとの出会いでした。
そのジムは、ワールドウィング市川。
膝の靭帯断裂をして、手術の日程が決まった際にリハビリ担当の理学療法士から「手術後は筋力が低下するから、手術前のトレーニングをちゃんと行うように」と指導されていました。
理学療法士から提示されたトレーニングメニューは、わかりやすくプリントで渡されましたが、実際に膝の靭帯は断裂しており、上手く手術前トレーニングを行う事が出来ません。
そこで、ワールドウィングのコーチに相談し、トレーニングメニューを作成してもらい無理のない内容で術前トレーニングを開始、術後は退院してから、すぐに行い、驚くほど早く膝の関節可動域と筋力が戻って行きました。
膝の怪我から12年経ちますが、特に違和感を感じることなく現在は、ブラジリアン柔術の試合に定期的参加しています。
初動負荷トレーニングと出会う前までの私は、いわゆる一般的なウェイトトレーニングを行っていました。
10回を限界とする重さで、ベンチプレス、スクワット、デッドリフトというビック3と言われているものから、ワイヤーでのトレーニングを組み合わせていました。
どれだけの重重を挙げられるようになったか、というところに成果を感じていました。
しかし、チカラが付けば付くほど、チカラ任せの技が多くなりチカラ負けする相手に勝てる気がしませんでした。
肉離れを起こす事が多く、筋肉の硬さを感じながらの練習は、心身ともに疲れるものでした。
ウェイトトレーニングは、実践において好ましい結果を出してくれない。
実践的、実用的でないボディービルダーのような筋肉が付くだけ。そんなネガティブな感覚を持つようになっていました。
そして、柔道の試合で膝の靭帯断裂という、最悪の結果をもたらしました。
これは、自分の実力不足もあると思いますが、明らかに自分に合わないトレーニングを重ねた結果でもあったと感じています。
初動負荷トレーニングは、筋肉を鍛えながら柔軟性と連動性、関節の可動域を引き出すトレーニングと言えます。
今までのウェイトトレーニングで感じていた、トレーニング後の筋肉の硬さや不快感はなく、しなやかな関節運動を生み出す初動負荷トレーニングは怪我の予防に欠かせないものになっています。
今となっては、競技を継続するために行うコンディショニングトレーニングとして、休みの日は欠かさず初動負荷トレーニングを行っています。
もし、ウェイトトレーニングでカラダの硬さや不快感を感じて長続きしない人や、競技との結果に結びつかないトレーニングをしていると感じている人がいたら、ぜひ、初動負荷トレーニングを体験してみて下さい。
貴方の才能を引き出すキッカケになるかも知れません。
初動負荷トレーニングに関する動画を紹介します。
【イチロー特集】【第一夜・43歳の衰えぬ肉体】初動負荷マシン
初動負荷理論に関する本もありますので、興味がありましたら、読んで見て下さい。
「奇跡」のトレーニング 初動負荷理論が「世界」を変える [ 小山 裕史 ] 価格:1,620円 |
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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